中免への道(9日目)

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教習生活もいよいよ大詰めを迎えてまいりました。
本日はラスト教習、「見極め」になります。
これまでの総復習をして卒業検定に進めるかどうかを見極められるんですねぇ。
これが終われば卒業検定を残すのみになるのでいつもよりは若干緊張しましたねぇ・・・・。
左右確認、発進合図、確認、坂道発進、8の字、一本橋、スラロームなどをこなしつつも確認や合図を怠らない。
最近になってこの確認や合図も体に慣れてきました。
なんとか結果的には無事見極めを合格することが出来、いよいよ後日の卒業検定を残すのみになりました。
この卒業検定ってのが厄介で、どうあっても朝の8:40に教習所に集合らしいんですよね・・・・。
検定の合否よりむしろ当日起きられるかどうかのほうが心配でなりません。
ちなみに一緒に見極めを受けていた永井君は見事に明日もう一度教習を受けるハメになってしまってました。
そんな永井君をヨソに私は思いっきり清々しい気分で一杯でした。
長いようで短かった教習生活も終わりです。後は検定だけです。
そんな安心しきっていた我々に突如最後の試練が訪れることになりました。
教習が終わった頃合に丁度携帯が鳴ってついつい長話をしてたんですよ。まぁ、オチは何となくお判りでしょうかね?
私と永井君はいつも昼の2時限を続けて乗ってバイトに行くんですが、教習が終わるのが15:10、バスが15:20です。
たまにのんびりしてる時は15:50のバスに乗るんですが、これがバイトに間に合わす最後のバスなんですが、電話を切ってふと時計を見ると、我が目を疑いました。
15:51・・・・・・。
や、やべぇー!!!!
そ、そうだ、永井君はもう乗ったのかな!?
・・・・・・。
煙草すってるぅ!!!!!
慌てて永井君を連れ立ってバス乗り場へ向かったのですが、今日に限ってバスは正確に出発してるんです。
見渡すと今まさに教習所を出て走り去ろうとするバス。
ダメもとでバスを追っかけてみました。
まるで、お魚くわえたどら猫を追っかけて裸足で駆けてく愉快な野末さんです。
やはり追いつくことは出来ずに途方に暮れてしまいます。
2人は仕方なくタクシーを捜しながら歩くことにしました。
ですが、悲しいかな二人ともかなりハイレベルな方向音痴でした。どうやら迷子になってます・・・・。
本気で参りましたよ。5時から十三でバイトなのに桂のどこか分からない所で既に4時を回ってるんです・・・・。
かなりテンションの下がった二人の元を教習所の車が近づいてきました。恐らくは路上教習の車でしょう。ひょっとして桂駅まで乗せてくれたりして?とか淡い期待を覚えながら車を覗いてみると何やらどこかで見たような顔の人物と目が合いました。
ホンコンやぁー!!?」
そう、つい昨日セット教習でシュミレーター室で出会ったホンコンそっくりの教官が乗ってました。
しかもこちらに気がついたのか、手を振りながら去っていきました。
「なんやねんホンコンー!!!」
心からの悲痛な叫びです。
結局その直後にタクシーを見つけてギリギリで間に合いました。
それにしても最終日にもこんな災難に遭う私って一体・・・・。


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