2018年11月10日(土)、いつも参加しているWCANの中でも今回は写真についての回です。
セミナーとフィールドワークに朝から夕方まで丸一日たっぷりと使って写真について学んできました。
■Doorkeeper
https://wcan.doorkeeper.jp/events/79287
座学
午前中はカメラの基本的な機能の解説でした。
シャッタースピード
シャッタースピードを早くすれば瞬間を切り取れるが、光の量が少ない。
遅くすれば動きを表現できるが光の量が多い。
絞り
絞りを小さくするとボケやすい。
絞りを大きくすると全体的にピントが合う。
露出
正面からの光は光量が多くなるが、陰影がハッキリでやすい。人だと眩しそうになる。
逆光は、以外に全体的にまろやかな写りになる。料理の写真は逆光が向いてたりする。
逆光ってダメなイメージが強いんですが、実は逆光で撮るといい雰囲気の写真が撮れたりするってのは意外でした。
構図
- 日の丸構図
ど真ん中に被写体を持ってくる。ベタだけどインパクトは大きい。 - 3分割構図
縦横と3つに割って、その線上や交差するところに被写体を持ってくると洗練された印象になる。 - 対角線構図
被写体が2個ある場合、対角線上に置くことで動きや奥行きを出せる。 - くの字(三角)構図
被写体が3個以上ある場合、くの字状にジグザグに配置するとバランスが良くなる。
シズル感
英語でステーキを焼くときの「ジュージュー」な音を「シズル(sizzel)」というのが語源らしいです。
食べ物を瑞々しく見せるために、水滴や湯気やテカリをつけて美味しそうに撮ることをシズル感だそうです。
フィールドワーク
午前の情報をもとに、お昼を兼ねて名古屋の街に繰り出してフィールドワークしてきました。
今回のお題は次の3つです。
- おいしそうなランチ
- 名古屋っぽいもの
- 緊張感
緊張感・・・・。これが厄介ですね。
Adobe Lightroom ハンズオン
.raw で撮影するのが基本。今回岡田さんが伝え忘れていたため、普通にJPGで撮ってしまいました(汗)
まぁそれでも多少は調整出来ます。
ちなみに.raw の状態で撮影すると何がいいかって言うと、光の情報がそのまんま記録されたデータなので、後で色々と加工が出来ちゃうのです。
ハイライトや彩度やホワイトバランスまで自由に変更できてしまう。
特にLightroomを使って編集してみると、ここまで加工できるのか!とびっくりしました。
JPGの場合はすでに編集されたものを圧縮して出力するので、どうしても加工できる部分が限られているようです。
そのかわりデータ量は軽くなります。
Wordの元データとPDFにしたデータの違いってことでしょうね。
今度からは全部.rawで撮ろうと心に決めました。
今回撮ったもの
1.ランチの写真
ちょうど、円頓寺商店街でマルシェ?的なイベントを開催していたらしくて、スペインバルに入ってランチをいただきました。お肉の盛り合わせ、めっちゃ美味しかったです!
ちなみに、午前中に習ったことを取り入れました。
- 三分割の下1/3にお肉を持ってきて、一番手前にピントを合わせる。
- 逆光にして雰囲気を出す。
- お肉にテカリを出してシズル感を出す。
ちなみに実際は結構1個がでかくて、中々噛み切れなくて大変でした。もちろん美味しかったしワインによく合いましたよ(あれ?)
スペインバル DOS
https://tabelog.com/aichi/A2301/A230101/23009103/
2.名古屋っぽいもの
これは堀川に浮かぶサムライクルーズの船です。一回乗ってみたいですね。
3.緊張感
これはほんとに偶然なんですが、フィールドワークに出かけたばかりのときに、前を歩くWCAN主催の一道さんと講師の岡田さんの真後ろにお巡りさんがピッタリとマークしていたのでした。
まさに緊張感。。「Majiで職質する5秒前」といった感じですね。(古いか)
ちょうど前の2人がうつむき加減でなんか企んでそうです。
ということで、久々のブログでしたが、丸一日写真に触れてとても勉強になったし楽しい回でした。
ぜひまたやって欲しいですね!