2018年3月3日(土)じばさん三重にて、WordBench三重 第0回勉強会「WordBench三重 はじめました」を開催しました。
終了エントリーはこちらに投稿していますので 今回はモデレーターとしてWordBench三重を始めた話をします。
厳密には初開催ではなかった
実は三重県では、WordBench Yokkaichi と銘打った勉強会を2012年に開催したことがありました。
この時は、僕はスタッフではなく参加者として行きました。
四日市に住んでた方が発起人となり、WordBench Nagoya からヘルプ的に参加したのを覚えています。その時の参加者は僕ともう1人の名古屋メンバー入れて7人でした。
しかし、残念ながらそれ以降続きませんでした。
WordBench.org にも登録していたわけではないので、厳密には WordBench とは呼べないのかもしれません。なので、今回が実質的な三重県初の WordBench という位置づけにしています。
地方でのコミュニティイベント
三重県において、Web・IT系のコミュニティやイベントは殆どありません。
唯一伊勢市の方でIT交流会があるのみで、以前は四日市でも1つあったらしいのですが、主催者が東京に行ってしまってからは無くなったという話を聞きました。
僕はWeb業界に入ってからすぐに名古屋で一人暮らしをしているので、知り合う人も殆どが名古屋か愛知県の人です。
三重県出身の人はいますが、三重県在住で名古屋まで勉強会やコミュニティに来ている人ってあまり見ません。
確かに僕も津市に住んでいた頃は、わざわざ名古屋まで行くなんて余程のことがないとなかったと思います。コミュニティやイベントが少ないという現実も、どこか諦め半分で受け入れていました。
「まぁ田舎なんてそんなもんだろう」と。
では、なぜ僕は三重県で WordBench を作ったのか。
コミュニティの楽しさを知ってほしい
それはやっぱりコミュニティ活動の楽しさを知ってしまったからだと思います。
WordBench Nagoya に関わって8年弱、WordBeach や WordFes などの大きなイベントにも関わるようになり、また最近では登壇させて頂く機会も少しずつ増えてきて、コミュニティの恩恵や楽しさを実感することが多くなりました。
もちろん楽しいだけじゃないです。仕事しながらイベントや登壇の準備なんて、中々大変です。しかもボランティアとなると尚更です。
でも、やっていくと分かるんですけど、大変さを補うだけの得るものが多いんですよね。
コミュニティ活動を通じて得たもの
■仲間
毎月顔を出すうちに、顔なじみな人が増えていきました。
イベントの運営をしているうちに、仲間と呼べる人が増えました。
SNSでつながるようになり、WordBench以外にもいろんな勉強会やイベントの情報が入ってきて、WordPress界隈以外の仲間も増えていきました。
■憧れだった人たちとの出会い
コミュニティやイベントの運営をやっていると、名古屋だけではなく全国の有名な方が登壇して頂けたり、遊びに来てくれたりします。
そうすると、自然とコミュニケーションをとるので、いままでは一方的に自分が名前だけ知っているような人に認識されるようになります。
これって、普通に会社で働いているだけでは絶対に得られませんよね。
■イベント運営の経験
なかなか社会人になると、会社の垣根を越えた人たちと一緒に大きなイベントを運営できる機会はありません。
イベントの運営ノウハウなどは、ネットで調べればいろいろと出てくるかもしれませんが、実際に肌で経験した中でなければ活きたノウハウとは呼べないでしょう。
どれだけ知識として知っていても、いざ当日になると予想だにしないハプニングが毎年何かしら起こります。
そうやって積み上げてきた経験は素晴らしい財産だと思います。
■勇気や度胸やがつく
コミュニティを運営する中で、時には司会をしたり登壇することも何度かあったり、急な無茶ぶりに対応することもあり、だんだんと人前に立つ事への苦手意識が少なくなってきました。
もともとバンドをやっていてMCとかはやってましたけど、それとはまた全然違った緊張感があったのですが、慣れてくると自然と緊張度は減ってきたんです。それでも未だに登壇前は緊張しますけどね・・。
■だんだん WordPress に詳しくなる
そうこうしていると、徐々にWordPressに詳しくなってくるものです。いろんな人のセッションを聞いたり、コミュニケーションを取ったりSNSで繋がったりしていると、どんどん新しい情報が入ってきます。
本を読んだりするのもいいのですが、Webはスピードがとても速いので今日書かれたブログを見るほうが有益なことは多いです。
■勝手にイメージがつく
そして、自分の知らない間に徐々に名前が知られていくようになりました。
「名古屋でコミュニティやってる人」とか 「WordPressの人」とか(笑)とにかく、名古屋でWordPressで活動している人みたいなイメージがいつの間にか出来てたのです。
初めての人と話すときも、「WordFes 行きましたよー」とか「今度 WordBench 行ってみたいです」とか言っていただくことがあって、これまでやってきて良かったなぁと実感する瞬間です。
WordBench三重を立ち上げる
僕は三重で生まれて今でも住民票は三重のままで、いずれは三重でも仕事をしたいし、もっと三重を盛り上げたいなーと、ずっと思ってました。
WordBench Nagoya でも、最近は三重から来てる人が現れて、さらに WordPress の ver.4.8 からはダッシュボードにコミュニティイベントの情報が出るようになりました。
これ以上の追い風は無いんじゃないかなと思ったのと、去年の WordCamp TOKYO のコントリビューターデイでも 三重コミュニティを立ち上げるってコミットしてしまったのもあって、3月3日、三が付く日に WordBench三重を始めました。
純三重県民とは言えないけど
不安に思ったことと言えば、実際は普段は名古屋に住んでいます。よく三重に帰るけど、それでも純粋な三重県民か?と言われるとそうとは答えづらく。だから地元の人からしたら、半分名古屋の人間がなんで三重のコミュニティの主催してるんだ?とか思われないかなぁ、と考えたこともありました。
でも、前から三重でコミュニティがあればいいのにって思いながらも、これまで立ち上がってこなかったので、ずっと待ち続けるよりは自分で立ち上げちゃった方がいいんじゃないか?って思ったんです。
結果、参加した人達と話してたらみなさんに感謝されたし、「むしろ自分たちがやんなきゃいけなかったのに申し訳ない」的なことも言われたし。
なので始めてみてほんとによかったです。
目標
さて、今後の目標ですが、
■まずは継続させること
毎月とは言いませんが、まずは隔月くらいでとにかく続けることを一番の目標とします。
■三重でWeb制作の仲間を増やす
続けていけば、自然と仲間も増えることでしょう。お互いが仲良くなって仕事のコラボレーションとかが生まれると最高ですね!
■三重で登壇する人を増やす
自分や特定の人が毎回話すのではなく、LTとか数分からでもいいからこれから入ってきた人や三重の人が登壇する機会を増やしていきたいです。(無茶ぶりも含む)
■三重で WordCamp を開催する
そして登壇する人が増えてきたら、三重県で WordCamp を開催します。数百人規模は無理でしょうけど、小規模でもいいので三重県で WordCamp ができたら最高だなって思います。
2020年までには実現したいですね。
最後に
今回 WordBench三重をやってみて本当に良かったです。
でも、大事なのは「長く続けること」
そのためには一人で抱え込まずに、一緒にやってくれる仲間を増やすことが大事です。
第0回に参加した人でも、してない人でも、これから行ってみたい人でも、ぜひ一緒にやりましょう!
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