氣志團万博2013 観戦レポート(前編)

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前回の記事から、さらに1年開いてしまいました・・・・。
このブログも特に誰も見てないから、自分のログとして残してるだけですが、今回の氣志團万博は楽しすぎたので、記憶が風化してしまう前に記しておこうと思いました。

 

というわけで、9月15日(日)に行われた「氣志團万博2013」に行ってきたので、カンタンにレポを残そうと思います。

氣志團万博の前日から僕と小野さんと熊上さん3名でWordCampTOKYOに参加してました。

懇親会のあと、大森駅の近くのカプセルホテルに泊ました。

CAMP当日は朝5時出発で数時間しか寝ていなかったのもあってか、カプセルホテルに到着するとビールを飲んでも1本も飲めずに爆睡し、朝を迎えました。

翌朝7時、朝ごはんを食べながらテレビに目をやると、

まさに大型の台風18号がその日関東を直撃するかという予報でした。

 

これ・・・・。ライブあるのかな・・・??

 

一抹の不安を抱えつつ、それでも公式サイトでは特に中止のアナウンスも無かったので、別行動の熊上さんと別れ、小野さんと二人道中コンビニでカッパを調達して車で現場に向かいます。

8時30分頃

氣志團万博公式駐車場に車を停めて、シャトルバス乗り場に向かいました。

その辺りからすでに雨模様。さっそく購入したカッパを着用しながらバスを待ちます。

バスに乗り込み現場へ向かいますが、すでに9時30分頃。

現場に到着すると、すでに入場待ちの列が数千人規模で広がっていました。

 

中々前にも進まず、雨も降ったりやんだりを繰り返し、徐々に苛立ちとともに体力を奪われていきました。

全体的に本当に牛歩で中々列が進まなかったです。

IMG_0955

ようやく、チケットのチェックとリストバンドを渡されて、入場した頃には10時40分頃。

WelcomeActの私立恵比寿中学は10時50分から、もうすでにギリギリ。会場からはリハーサルのサウンドチェックの音が聞こえます。

僕と小野さんは駆け足でステージに向かいました。

2名とも、もちろんももクロちゃんが目当てでしたが、エビ中も同じくらい見たかったので、
物販を諦めて、一目散にステージに向かいました。

 【出演順】

WelcomeAct:私立恵比寿中学
開会宣言:森山直太朗
01:東京スカパラダイスオーケストラ
02:マキシマムザホルモン
03:超新星
04:シャ乱Q
05:VAMPS
06:ももいろクローバーZ
07:黒夢
08:氣志團

 

ステージ近くのオルスタエリアにはすでにカラフルな格好のお客さんがびっしり。

この日の割合ですが、僕の体感では、「モノノフ6:キッシーズ(氣志團ファン)1:腹ペコ(ホルモンファン)1:エビ中ファン1:その他1」くらいだったと思います。

圧倒的にモノノフが多い印象でした。

 

モノノフの間をなんとかすり抜けて、出来るだけエビ中の近くで見れるように移動しました。

 

そして、開演直前。

 

 

それまでポツポツと降っていた小雨は、急に勢いを増し、滝のような大雨になってきました。

こんなんでライブとか出来るのか!?不安に思った瞬間、いつもの音楽が聞こえてきました。

act0.私立恵比寿中学

エビ中のOverture「ebiture」です。

驚きと喜びを胸に、僕と小野さんは懸命に叫びました。

そして、メンバーはステージ奥に現れました。

その姿は往年の斉藤由貴や南野陽子や浅香唯を彷彿とさせるスケバン衣装。
般若の仮面を被って堂々と登場です。

 

ドキドキ、、、さて、1曲目は何をやるんだろう・・・・。

期待しながら見ていると、あのイントロが流れました。。

 

「エム!エーックス!エム!エーックス!」

そう、初っ端、氣志團万博2日目WelcomeActの1曲目は「放課後下駄箱ロックンロールMX」でした。

正直、前日のトリがhideだったことや、ロックフェスであることから入れてくる事を予想はしていたのですが、メンバーの気合がいつもと全く違います。

※参考 「放課後下駄箱ロックンロールMX」

何より驚かされたのが、

滝のような雨の降りしきる中、屋根のあるメインステージではなく、わざわざずぶ濡れになりながら花道を通ってサブステージにやってきたのです。

せっかくのメイクもどんどん崩れ、セットした髪もグチャグチャ、それも厭わずに只々歌い叫びまくります。

特にぁぃぁぃの荒ぶり方は尋常では無かったです。そこだけ観たら、れにちゃんを超えていたと思います。

そんな朝一番のエビ中のパフォーマンスに、盛り上がらない訳もなく、初っ端から会場のボルテージは最高潮に達しました。

さらに、雨でマイクが濡れて、曲中にマイクが壊れるトラブルにも見舞われました。

 

普通なら焦って途中でマイクを交換しにいったり、最悪曲を止めたりすると思いますが、彼女たちは違いました。

なんと、曲中に、お互いアイコンタクトを取りながら、どのマイクが使えないか、次は誰が歌うパートかを瞬時に見極め、まるでバケツリレーのごとく、

使えるマイクを華麗に手渡しながらマイクリレーをして歌を繋いでいったのです。

これにはみんなも感心しきりでした。

しかし、実はメジャー以前のエビ中は、マイクを全員分渡されず、マイクとペンライトをマイク代わりにしながら曲中に交換していました。
(ももクロちゃんの中野の1部のDVDを見ればわかると思います。)

この時の経験が活きてくるとは因果なものですね。。。

 

おそらく、エビ中ファン以外の人達は、ももクロのバーターだとか思っていたかもしれません。

そこへきて天候にも見放され、そんな鬱憤を全て吐き出すかのような魂のパフォーマンスを見せつけられ、かなりの爪痕を残したと思います。

会場にきていた人の記憶には確かに残ったはずです。

 

【セトリ】
〜ebiture〜
1.放課後ゲタ箱ロッケンロールMX
2.大人はわかってくれない
3.Lon de Don
〜MC〜
4.禁断のカルマ
5.あたしきっと無限ルーパー
6.仮契約のシンデレラ

後半には、雨もやみ、陽も差し込み始めました。

初っ端から神がかったステージを目の当たりにしたのでした。

 

act1.東京スカパラダイスオーケストラ

エビ中が終わり、開会式が始まります。

昨日に続いて森山直太朗が1曲歌い、氣志團万博の幕開けとなりました。

そして1組目は、スカパラです。

もう、説明もいりませんが、日本を代表するスカバンド。

もう安定の盛り上がりです。みんなが知ってる曲、そりゃノリノリですわ。

 

しかしながら、エビ中で体力を持って行かれた2人は、開会式中に昼ごはんとビールを補給していて、スカパラはスタンディングエリア後方から見ていました。

IMG_0959

みんな楽しそうです。ほんとカッコ良かった!

僕は超有名な曲しか知りませんでしたが、知らなくっても全然関係なく盛り上がることが出来る。素晴らしいです。

 

act2.マキシマムザホルモン

 

名前しか知らず、ちゃんと曲を聴いたことがありませんでした。

予習として、今回、アルバムを借りてきて聴いていたのですが、激しいんだなーって印象でした。

今年も各出番前に煽りVTRがあるのですが、そこからして面白かったです。
ホルモンと氣志團はインディーズ時代からよく対バンをしていて、お互いお客がいない時に観戦しあったり、盟友だそうでした。

そして、ナヲちゃんがメンバーと翔やんに抱かれたエピソードを披露して、爆笑の渦でした。

 

ライブ本番が始まりましたが、実際にライブを目の当たりにして、そのカッコ良さたるや!

 

熱狂的なファンが多いのも頷ける見事なステージング、

モノノフも入り乱れて前方では※田植えエリアで激しいモッシュ、サークルモッシュが繰り広げられています。

カラフルな人達が一斉にヘドバンしてるのを見ながら一緒にヘドバンしてました。

(※大雨のお陰でスタンディングエリア前方は、泥だらけのまるで田んぼのようでした)

 

ギターの音がでなくなる機材トラブルがあってMCで繋いでいたんですが、これがまたアホすぎてお腹痛かった。

(細かい言い回しは忘れましたが)
「ライブは普段テレビじゃ言えないことも言えるねんで!」とか言い出して、

みんなで「ヴァ◯ナ!ヴァ◯ナ!ヴァ◯ナ!ち◯!ち◯!」

のコールアンドレスポンス。

サイコーにぶっ飛んだステージを堪能しました。こりゃ面白いわ!

※間違いなくその部分は映像化されないでしょうねw

IMG_0964

【セトリ】
1.恋のメガラバ
2.「F」
3.便所サンダルダンス
4.シミ
5.ぶっ生き返す!!
6.my girl
7.恋のスペルマ

act3.超新星

いわゆる韓流ボーカルグループです。

日韓関係が冷えきってなければもう少し盛り上がったかもしれませんが、

現場もすっかりご飯タイムとなって、だいぶお客さんの数も減っていました。

以前からone night carnivalをカバーしていたらしく、今回は翔さん達とコラボしてたんですが、そこだけは盛り上がってました。

それでも流石に歌やダンスのクオリティは高かったです。

 

act4.シャ乱Q

いわずと知れた超有名バンド、シャ乱Qです。

ここはアラサーアラフォー歓喜ですね。往年の名曲で魅せられました。

しかしながら、久しぶりすぎて、「小池さん」のテーマもサビになるまで何の曲か分からなかったり・・・。

あと、つんく♂がいまいちノッてなかったような気もしました。

 

ライブというよりリサイタルのような、、、ベテラン特有の慣れ?とでも言うのでしょうか。

若手の漫才じゃなくて、師匠クラスの漫才を見てるような、安定感はあるものの、常に8~9割くらいでやってるような。

そりゃ、ライブを多くこなすとかであれば、常に全力では最後まで持たないから抜くところは抜くというのは理解できますが、

ももクロちゃんをしょっちゅう見てるから余計に流してるように見えてしまうのでしょうか?

それでももちろん楽しかったし盛り上がりました。

ハロプロファンの人からしたらもしかすると、敵陣に大将が乗り込んだように写ったかもしれませんが、モノノフのみんなからしたら、そんな事はどこ吹く風、往年の名曲を純粋に楽しんでいました。もちろん僕も「コイケさ~ん!」って叫んでました。

【セトリ】
1.上京物語
2.My Babe 君が眠るまで
3.空を見なよ
4.シングルベッド
5.ラーメン大好き小池さんのうた
6.いいわけ
7.ズルい女

しかし、「いいわけ」を聞くとどうしても養老の幸ちゃんが頭から離れないんですよねぇ・・・・。
これも世代なのかしら・・・。小野さんに言っても「?」な顔されました^^;

\寂しいユルはぐみんな~あっあ~/

act5.VAMPS

 L’Arc〜en〜Cielのhydeとオブリヴィオン・ダストのギタリストK.A.Zにより結成された、ロックユニットということですが、ここ何年もテレビから離れた生活してると疎くなるもんで、氣志團万博で初めてVAMPSというユニットを知ったのです。

しかしながら、次の出番がももクロちゃんということもあったのとhydeを生で見たいので頑張って前へと進軍していきました。

すっかり田んぼと化した前方のオルスタエリアでしたが、泥んこになりながら、セクシーなバンギャルさんたちが裸足で踊ってました。
モノノフも負けじと盛り上がりを見せつつ、VAMPSの終わりが近づくにつれモノノフさん達が前へ前へと押し寄せてきました。

 

 

 そして、いよいよ待ちに待ったももクロちゃんの登場です・・・。

(後編へ続く)


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